【佐野流】「ブランド力のない小さな会社のブランドの取組姿勢」佐野清勝語録
- 2021/3/11
- 佐野清勝語録
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ブランドに焦点を当てて大企業と小さな会社の違いを見ていくと、まず大企業は圧倒的な強みのある商品を持っています。
消費者はテレビCMなど様々なメディアで大企業の名称や商品を目にしたり、耳にしたりしています。
そのため、知名度があり、多くの消費者が、その企業や商品の名前と、ぼんやりではあってもその商品の優れている【価値】を知っています。
つまり、価値が浸透しているのです。
したがって、多くの消費者が、ニーズ・ウォンツが発生した時、その企業、商品を思い起こし購入するのです。
一方で、ブランド力のない小さな会社の多くは、圧倒的な強みのある商品は少なく、知名度もありません。
認知度が低いため、顧客が「買いたい」と思った時に思い出してもらえません。
小さな会社がブランドを確立する際の取組みについて大企業と同じように考えてはいけません。
経営資源が豊富にあり、テレビCMを流しているような大企業レベルのブランド力を目指すのは妥当ではないのです。
あくまで、自社の価値を価値として認識できるターゲットに絞り、そのターゲット向けにブランドを確立することを目指すべきです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。