【佐野流】「うまくいっている時、儲かっている時、伸びている時こそ要注意です」佐野清勝語録
- 2021/5/17
- 佐野清勝語録
- 【佐野流】「うまくいっている時、儲かっている時、伸びている時こそ要注意です」佐野清勝語録 はコメントを受け付けていません

商品が売れ、売上が伸び、利益が出れば、当然嬉しいし、自信もつきます。
経営者は「俺は凄腕経営者かもしれない」などと思うかもしれないし、営業マンは「どんなものでも売ることができる」と思うかもしれません。
開発者や仕入担当者は「俺の商品は最高だ」と思うかもしれません。
そうした過信、慢心が下り坂、逆境の入り口だったりするから気をつけなければならないのです。
小さな会社がちょっと売上を伸ばした、ちょっと利益が出たくらいでいい気になってはならないのです。
それまで利益も出なかった会社が、ちょっと利益が出るようになると「税金を払うよりは経費を使ったほうがいい」などとどこかから入れ知恵をされて、無駄な経費を使うようになります。
「どうせ半分は税金だから」などと自分を甘やかしてキャッシュを社外に流出させていくのです。
小さな会社の経営者には、叱ってくれる人、お目付け役がいないから、特に気をつけなければならないのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。