【佐野流】「やるしかない状況に置かれれば人は必ず動きます」佐野清勝語録
- 2021/8/14
- 佐野清勝語録
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「言っても聞かない」「指示しているのにその通りに動かない」と泣き言を言う経営者は少なくありません。
確かに何でもハイハイと言うことを聞く社員というのも何だか頼りないし、上司からの指示であってもなかなか言うことを聞かない社員というのもいます。
だが、それを許して良い時、悪い時があります。
「言っても聞かない」などと子供のように甘えている暇があったら、やらざるを得ない状況にその社員を置くことです。
ある分野への進出を模索していたら、現場の営業マンがこの新しい分野を開拓したがらないことがありました。
開拓したがらない理由は、新ルートを開拓しなければならないし、新しい商品だからその勉強もしなければならなかったからです。
既存分野、既存ルートでは将来がなくジリ貧が予想されるから、新分野への進出を決めているのに肝心の現場が動かないのです。
特にベテランが言うことを聞いてくれないのです。
そこで組織改編を行って新分野専門部署を作りベテランをそこに集めました。
会社は既存ルートの売上が一時的にダウンする覚悟をしたので、既存の売上がどうの、顧客が困ると言っていたベテランも覚悟を決めて動いたのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。