【佐野流】「やりがいが人と組織を変えていきます」佐野清勝語録
- 2021/8/22
- 佐野清勝語録
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「なぜそうしなければならないか」「なぜそれが必要か」を認識して行動する人とは、言い方を換えれば【やる気】を持っている人といえます。
やる気を引き出すことは仕事の成果を高めるために不可欠ではありますが、それには【やりがい】が必要になります。
やりがいとは「するだけの値打ち」と辞書に書かれています。
値打ちがあるからこそ、やってやろうという意欲も生まれて来ます。
しかし、仕事に価値を見いだせない人が多いのも事実です。
自分の仕事が何の役に立っているかを理解せずに、表面的な部分だけ見て自分の仕事を卑下してしまう人もいます。
仕事は、その人の心の持ちようでやりがいと誇りを持てる仕事にもなるし、逆につまらなくもなります。
有名な「二人の石工」の話しを紹介します。
ある日、石切場で石を切り出している石工二人に「あなたは何のために仕事をしているのですか」と尋ねました。
1人の石工は「毎日つまらない仕事をしているんだ。生活のためにこうやって働いているのさ」と答えました。
そして、もう一人の男に同じ質問をすると「いいことを聞いてくれた。僕はね、ここで白亜の大聖堂を作る手伝いをしているんだ。すばらしい仕事さ」と答えたということです。
どちらも同じ仕事なのに、その仕事の価値を認めてやりがいを持っているかどうかで、こうも仕事に対する認識が変わるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。