【佐野流】「相手を認めることです」佐野清勝語録

  • 2021/8/30
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病院の待合室で、前の患者さんと医者の会話を冷静に聞いて見ると、たいていの医者は多くを語らず「そうですね」「そういうことも考えられますね」と患者に同調していることが多いことに気づきます。
私のかかりつけの先生も「そうね」とか「だと思いますよ」というように、私の言うことにうなずくようにして話します。
診察時間は極めて短時間なのですが、この先生の診察を受けた後は、気持ちが安らぎ持病が良くなった気がするから不思議です。
医者は治療面接の手法として、心理学の「容認」と呼ばれる対人関係の持ち方を使って、自分のことをよく理解して診療してくれているという安心感を持たせているといいます。
その上で、医者からこうしなさいと言われると、患者は言うことを聞かざるをえなくなるようです。
このように、相手の話をよく聞いて同調的な態度をとり、その上で言うべきことを言うと部下の受け取り方も大きく変わります。
部下は上司に対して潜在的に二つのことを期待しています。
それは、褒められることと、認められることです。
部下は褒められることで自分が認められていることを自覚するのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

佐野清勝

佐野清勝飲食業コンサルタント

投稿者プロフィール

◆現場主義のコンサルタント
・飲食店繁盛のキーワードは【先味、中味、後味】。
・具体性のないコンサルティングではなく、現場に密着したコンサルティングをすることで、お店の課題、会社の課題に応じた、的確なアドバイスをします。
・双方向のコミュニケーションをしつこくしながらアドバイスをします。
・時には、厳しいことを言いますがご容赦ください。

◆モットー
・コンサルティングをしている経験値で、うわべだけで聴いている人は80%、頭に知識を詰め込む人は15%、心に落とし込んで具体的に行動する人は5%です。
その中で、具体的に行動を習慣化できる人を応援し、成功させたい。

◆得意分野は
・現場のホールサービス改善コンサルティング
・現場に密着した再生支援コンサルティング 
・企画から開業までをコーディネーターする新規開業コンサルティング 
・働く人の定着率がアップする、人事制度の構築と運用コンサルティング
・密着顧問コンサルティング

◆将来の夢
・飲食業界の社会的地位の向上を図ることです。
他業種と比べ下にみられることが多いので、業界全体のレベルアップを図り、いずれは金融業界などと同等の社会的地位にしていきたいです。
そのためにも飲食業界に携わる個々の意識改革を行っていきたいです。

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