【佐野流】「欲求は複合的に考える」佐野清勝語録

  • 2021/9/7
  • 【佐野流】「欲求は複合的に考える」佐野清勝語録 はコメントを受け付けていません

人が持っている欲求には実にさまざまなものがあります。
空腹のときにご馳走を見れば食べたいという欲求が生まれます。
仕事で忙しい毎日が続けば、たまには温泉でゆっくりしたいとも思います。
そして、自分の夢を実現したいとか、生き生きと毎日を過ごしたい、人や社会のために役立ちたいといった欲求も持つでしょう。
マズローは、これらのさまざまな欲求を整理して段階的に分類しています。
マズローは人間の欲求はハシゴのようなもので、低次の欲求から高次の欲求に徐々に高まり、最後は自己実現の欲求に至ると説明しています。
しかし、人の欲求は単純に下から上へ上がっていくものとは考えにくいところがあります。
段階的に高まるというよりも、下位の欲求は必要要件であり、それが完全に満足されない状態であったとしても、自己実現の欲求を抱くことがあります。
人間はそれぞれの基本的欲求を複合的に充たしながら、自己実現を目指していく存在だと考えることができます。
だからリーダーは部下に対して「あいつは金のことしか頭にない」とか「怠けることばかり考える」と非難するのではなく、彼らの欲求はどこに向いていてその欲求を満たす方法は何であるかを知ることが大切になります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

佐野清勝

佐野清勝飲食業コンサルタント

投稿者プロフィール

◆現場主義のコンサルタント
・飲食店繁盛のキーワードは【先味、中味、後味】。
・具体性のないコンサルティングではなく、現場に密着したコンサルティングをすることで、お店の課題、会社の課題に応じた、的確なアドバイスをします。
・双方向のコミュニケーションをしつこくしながらアドバイスをします。
・時には、厳しいことを言いますがご容赦ください。

◆モットー
・コンサルティングをしている経験値で、うわべだけで聴いている人は80%、頭に知識を詰め込む人は15%、心に落とし込んで具体的に行動する人は5%です。
その中で、具体的に行動を習慣化できる人を応援し、成功させたい。

◆得意分野は
・現場のホールサービス改善コンサルティング
・現場に密着した再生支援コンサルティング 
・企画から開業までをコーディネーターする新規開業コンサルティング 
・働く人の定着率がアップする、人事制度の構築と運用コンサルティング
・密着顧問コンサルティング

◆将来の夢
・飲食業界の社会的地位の向上を図ることです。
他業種と比べ下にみられることが多いので、業界全体のレベルアップを図り、いずれは金融業界などと同等の社会的地位にしていきたいです。
そのためにも飲食業界に携わる個々の意識改革を行っていきたいです。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

最近の投稿

初回相談無料

初回の相談に限り無料相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。

ページ上部へ戻る