【佐野流】「成功者と不成功者の差は紙一重なのです」佐野清勝語録
- 2021/11/9
- 佐野清勝語録
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成功者の話を聞くと「自分も同じようにやっている」とみんな思います。
「それなのになぜ自分が不成功で、あいつが成功なのか。世の中、不公平だ」と思うわけです。
不公平ではないのです。
問題はうまくいかなくなったあとです。
うまくいかなくなったときが、すべての始まりなのです。
普通の人はみんな、そこまでは努力をします。
しかし、そこからの線を越せないのです。
人並みの努力はやれますがそこから先がやれないのです。
新しいことにチャレンジをしていくときに一番問題になるのは、人間は非常に頑固で、常識でしか動けないことです。
私がよく話すのは、源義経が自分に仕える武将たちと一緒に、平家の陣の裏に出ようと絶壁のような鵯越(ひよどりごえ)を下りていったときの話です。
義経は崖を登り下りしている鹿を見て「鹿が通っているではないか。鹿も四つ足、馬も四つ足、なんで下りられぬものか」と馬にムチを一発入れて、義経は「われに続け」と言って一気に下りて行きました。
つまり、みんなが越えられないと思っていたところを超えようとする。
そして、それを越えた者が歴史に名を連ねるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。