【佐野流】「小さな金額をケチって大きな金額を無駄にするのは愚の骨頂です」佐野清勝語録
- 2022/3/31
- 佐野清勝語録
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企業経営者にはそうした人がいます。
コストダウンのための投資は、投資効果が測りやすいからまだいいのですが、営業活動などの攻めの投資は、投資効果がやってみなければわからない面があるので、わずかな金額にもシビアになるのです。
その気持ちは分からなくはありませんが、例えば営業マンの営業力を強化するためのIT投資を考えて見ましょう。
若手の営業マンでも一人雇用していればたいした給与額ではなくても、賞与や福利厚生、活動費などを考えれば、月額50万円程度は負担しています。
その営業マンの生産性を上げて成果を増やすために月に5千円のコストで営業支援システムを導入すると、すでに投下している50万円に対して1%の追加投資です。
5千円をケチって50万円の生産性が低いままだと、その方が損ではないかと思います。
もし、どうしてもその1%の追加投資ができない程、困窮し明日をも知れない経営状況なのであれば、営業マン一人に事情を話して辞めてもらってはどうか?
それで50万円浮くから100人にIT武装の投資ができます。
追加投資はゼロです。
本当に困っていて、それをどうにかしたいと考えるなら、そうした決断も必要です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。