【佐野流】「情報はいつでも取り出せるようにすることです」佐野清勝語録
- 2022/4/11
- 佐野清勝語録
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情報とは「ヒト、モノ、カネの経営資源の状況を明らかにするもの」です。
経営資源の資源を、英語ではRe-Sourceといいます。
Reとは繰り返すという意味です。
ですから、情報とはいつでも必要な時に取りだせる形になっていなければ情報とは言えないということになります。
あるコンビニエンスストアには「連絡ノート」なるものがあります。
この連絡ノートにはさまざまな店の出来事が記され、共有されているのはもちろんのこと「POPはこうして貼るときれいですよ」といったアイデア出しや、仕事を引き継いだ人から協力をお願いするコメントなど、実に具体的で細かな記載があります。
従業員同士が売り場改善や集客のアイデアを一冊のノートによって共有することで、アイデアを出し合ったり、意見交換したりと、シフトの関係で顔を合わせることのできない従業員同士が語り合う場のような使われ方をしているのです。
メール文化の定着した今では、顔を合せられないからコミュニケーションが取れないなどという言い訳はできません。
仕事にやりがいを持ち、お互いに確かな目標を持っている人同士であれば、きっと情報の共有によって、お互いの信頼関係を深めることができるはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。