【佐野流】「報酬に勝るのがあります」佐野清勝語録
- 2022/4/18
- 佐野清勝語録
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経営学者のハーツバーグは、動機付けには仕事に対する動機付けを高める要因(満足要因)と精神衛生的機能しかない衛生要因(不満足要因)があると指摘しました。
そして、報酬や福利厚生などの労働条件を、職場で不満を生み出し意欲も低下させる要因(衛生要因)として上げています。
衛生要因の中の給料や労働条件が標準以下であった場合は、仕事にはマイナスになるといいます。
しかし、逆に標準以上であっても、仕事への意欲はさほど変わらないとしました。
また、仕事に不満を感じているときには、作業環境へ関心が集まりやすいと説明しています。
ハーツバーグは、旺盛な意欲を生むには「興味ある課題」と「主体的関与」が重要であり、労働時間や報酬などの条件は、不満を感じさせない機能を果たす衛生要因にすぎないと論じています。
ハーツバーグは、仕事の満足感は、仕事そのものに由来するものであるとして、
①仕事を通して達成感が味わえること
②結果を上司や同僚に認められること
③自分の知識や能力が仕事で生かせること
④仕事を任されること
⑤仕事を通して向上することができること
の五つをあげ『動機付け要因』と呼んでいます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。