【佐野流】「企業は人なり」佐野清勝語録
- 2022/4/20
- 佐野清勝語録
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多くの企業が顧客本位の経営、競争優位、そして卓越した業績を目指すため、業務改革や情報マネジメントの再構築といった経営改革を進めています。
ところが、「会社を変えよう」と旗印を掲げ改革を進めながら、いざ自分たちの仕事のやり方も変えなくてはならないと気付いたとたん、「時期尚早である」とか、「もっとよく考えてから進めよう」とか抵抗を示すことがままあります。
すなわち、「総論賛成各論反対」がせっかくの改革を台無しにしてしまうのです。
なぜうまくいかないのでしょうか?
「企業は人なり」という通り、仕組みだけで会社が動くわけではないのです。
人がいて仕組みが機能します。
改革には企業風土や組織的能力、人の意識の人間性が深くかかわっているからにほかなりません。
人間関係が良好なことだけで業績が上がることはありませんし、能率とコストだけ追求しても企業の繁栄はありません。
感情を持つ人間の心をよく理解し、人間の欲求と組織の目標が結びつくような方向に導くマネジメントが必要になります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。