【佐野流】「組織目標から個人目標へ」佐野清勝語録
- 2022/4/22
- 佐野清勝語録
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目標管理を導入して期待通りの成果が発揮できるかどうかは、「良い目標」と「正しい動機付け」ができているかによって決まります。
良い目標とは、①個人目標と組織目標とが結びついたものであること②達成すべき成果、到達点を具体的に示したものであること③到達度や進捗状況をモニタリングし評価できる指標があること④適正水準の妥当な目標であること⑤組織内あるいは上司と部下が合意の上に決定した納得性のある目標であること⑥変化もたらす重要なツボとなる項目に絞り込まれていること、などがあげられます。
正しい動機付けとは、一言で言えば『やる気』があるかということです。
目標への関心や目標達成への執念、執着がなくては、どんな良い目標も達成されることはありません。
目標管理は、トップダウンアプローチが基本です。
しかし、執達によってだけでは人は動きません。
対話による合意なくしては、自主的にやる気をもって奮起する気持ちや意欲は生まれません。
良い目標作りと正しい動機付けは、別々に考えるものではありません。
目標管理を成功させるには、個人目標を作る前に、会社としての目標作りに個人を参画させ巻き込むことがポイントとなります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。