【佐野流】「顧客は【価値】がないと買わなくなった」佐野清勝語録
- 2022/5/10
- 佐野清勝語録
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1990年代以降インターネットが普及し、現在は誰でもパソコンやスマホを使うようになりました。
企業の省力化、省人化で低価格化が進み、市場のグローバル化、異業種参入、AIなどのテクノロジーを駆使した企業の台頭などで、競争は極めて激しくなり、市場環境が加速度的に変化しています。
例えば、スマホ1つで電話、メール、写真、買い物、読書、テレビ、ゲームができますし、世界の人々とも簡単にやりとりができます。
コンビニ弁当や総菜の質の向上により、一流料理店並みの料理を自宅で気軽に食べることも可能です。
かつての消費者が追い求めてきた【便利なモノ】【おいしいモノ】が安価で簡単に手に入るようになり、消費者の物欲は衰えてきました。
さらにネット環境が充実したことで情報も簡単に得ることができるため、消費者の「見る目」が向上し、ニーズも多様化してきました。
そのため高品質だけでは競争に勝てず、いかに個々のニーズに対応するかが生き残るための重要な要素になっています。
現在の顧客の購買は【安さ】と【価値の高いもの】に二極化し、安さで勝負できない小さな会社は特定の価値を見出し、その価値を求めるターゲットに向けて高価格で販売しなければ生き残っていけなくなっています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。