「【佐野流】会社(お店)は赤字でも潰れないが、資金(お金)が詰まると潰れます」佐野清勝語録
- 2016/5/2
- 佐野清勝語録
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飲食店を経営している社長さんには、あまりにも資金音痴の方が多いです。
飲食店では毎日日銭が入ってくるから資金計画が甘くなるのです。
資金繰り表をきちんとしていないと、いざ支払いという時に資金(お金)がないのです。
帳簿上、利益が上がったから資金(お金)があると勘違いしてしまっているのです。
「利益が残せた」ことと「資金(お金)が残せた」こととは違います。
決算書に出てくる利益は税務会計で計算した数字です。
収益－費用＝利益(黒字)
収益－費用＝損失(赤字)
投資判断をするときは、「利益」をベースにするのではなく「キャッシュフロー」をベースにすべきです。
10年も連続して赤字である会社がしぶとく生き残っているのは、資金(お金)を回すことに長けているからです。
売上管理、利益管理も重要ですが、会社は資金管理を優先しないといけません。
人間は心臓が止まり血液が流れなくなると死にます。
会社(お店)にとっての血液は資金(お金)なので、資金(お金)が詰まると会社は潰れます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
