「【佐野流】会社を経営する大きな目的は、基盤の強い会社にすること」佐野清勝語録
- 2016/8/5
- 佐野清勝語録
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織田信長が「天下を統一したい」という壮大な目的の下に、戦国時代最強の武将へと成長したように、会社経営には目標を設定することが第一の必要条件です。
その後に、その目的を達成させるためには、どのような内容の、どのくらいの規模の会社に育てなければならないかという、より輪郭のはっきりした目標が見えてきます。
そしてその目標に到達するための具体的な手段・方法が見えてくるようになります。
会社を経営基盤の強弱と規模で分けるとしたら、以下の4つのタイプに分類されます。
1.基盤が強くて規模も大きい会社
2.基盤が強く、規模は小さい会社
3.基盤は弱いが規模は大きい会社
4.基盤が弱く、規模も小さい会社
私は基盤と規模では基盤の方が大切であると考えます。
やる気のある意欲的な社長は会社を大きくしようと思い、風船玉みたいに規模ばかり膨らませて、基盤の弱い会社を創ってしまいます。
逆に意欲の弱い社長は現状維持が精一杯で、規模が小さく基盤の弱い会社を創ってしまいます。
中小・零細企業が目指すべき形態は、規模は小さくても基盤の強い会社にすることです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。