「【佐野流】経営者の器以上に会社は大きくなりません」佐野清勝語録
- 2016/8/12
- 佐野清勝語録
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大戦略とは「どんな人生を送りたいか」を決めることであり、戦略は「どんな会社にしたいか」を決めることです。
経営理論を勉強しさえすれば成功するというものではありません。
それを用いる人間の性格によって、その道具は活かされもするし無駄になってしまう場合もあります。
「鬼に金棒」と諺にも言うように、いくら優れた金棒があろうと、それを持つのが鬼(=金棒を持つに足る者)でなければ、力は倍増されるはずもなく、発揮することもできないのです。
戦術・戦法はあくまで道具立てにすぎません。
肝心なのは道具を使う人の人間性、人間としての器なのです。
器に入りきらない道具など、持つだけ無駄なのです。
会社を大きくしたいならば、経営者自身の器を大きくすることが先決です。
このことがわかっていないと、己の心の貧しさが会社の成長を阻んでいるとも気づかず、事業に失敗した責任を周りの人間に転嫁したり、ツキや運のせいにしたりするだけなのです。
まずは、自分自身の確固とした生き方を決めることです。
それから「どんな会社にするか、何のために経営するのか」を明確にすることです。
「こうなれたらいい」という消極的で曖昧な願望であってはいけません。
「必ずこうする」という強烈な思いを抱くことによって、人はその思い(=夢)を実現するのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。