「1907年(明治40年)創業、夏目漱石のために作った料理【松栄亭】」(飲食店の先味・中味・後味)

看板メニューの洋風かきあげは夏目漱石がきっかけで生まれたとのこと。
写真(洋風かきあげ)
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夏目漱石が「変わったものを食べさせて欲しい」という要望に応えるために、即席で作った料理が洋風かきあげ。

具材は豚細切り肉、玉葱、卵、小麦粉、塩のみ。
10分ほども揚げた結果、外側はこんがりしたきつね色。
中身は卵の要素が強い黄色味がかった生地で、具材は細かく切った玉ねぎの辛さが際立ちます。
肉の存在感が薄く卵と小麦粉の揚げ物という印象。
味は単調なので、ウスターソースや辛子をうまく使うことをオススメします。
洋風かきあげは当時と変わらぬ味を守り続けているそうです。
お客様は40代以上の男性客が7割でした。

・佐野の視点
お客様をお迎えする「いらっしゃいませ」は普通です。
女性スタッフの身だしなみは良く、店内はとても清潔感があります。
女性スタッフのサービスは普通でちょっとした目配り、気配りがあれば良いと思います。
100年以上変わらぬ味を楽しむという意味では素晴らしいお店です。

・松栄亭
東京都千代田区神田淡路町2-8

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

・写真(店舗)
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佐野清勝

佐野清勝飲食業コンサルタント

投稿者プロフィール

◆現場主義のコンサルタント
・飲食店繁盛のキーワードは【先味、中味、後味】。
・具体性のないコンサルティングではなく、現場に密着したコンサルティングをすることで、お店の課題、会社の課題に応じた、的確なアドバイスをします。
・双方向のコミュニケーションをしつこくしながらアドバイスをします。
・時には、厳しいことを言いますがご容赦ください。

◆モットー
・コンサルティングをしている経験値で、うわべだけで聴いている人は80%、頭に知識を詰め込む人は15%、心に落とし込んで具体的に行動する人は5%です。
その中で、具体的に行動を習慣化できる人を応援し、成功させたい。

◆得意分野は
・現場のホールサービス改善コンサルティング
・現場に密着した再生支援コンサルティング 
・企画から開業までをコーディネーターする新規開業コンサルティング 
・働く人の定着率がアップする、人事制度の構築と運用コンサルティング
・密着顧問コンサルティング

◆将来の夢
・飲食業界の社会的地位の向上を図ることです。
他業種と比べ下にみられることが多いので、業界全体のレベルアップを図り、いずれは金融業界などと同等の社会的地位にしていきたいです。
そのためにも飲食業界に携わる個々の意識改革を行っていきたいです。

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