「明治17年創業の老舗蕎麦店で、カレー南蛮ともりそばを食べる」(飲食店の先味・中味・後味)

店内に入るとホールスタッフ女性が「いらっしゃい」と明るい声。
「いらっしゃいませ」の「ませ」がないのにちょっとびっくりし、テーブル席に座る。

神田まつや

食べたかった蕎麦は、「カレー南蛮」(1000円税込)。
蕎麦出汁とカレーの相性がとても良く、蕎麦はのど越しが良く、鳥のむね肉は絶妙の火の通り加減で、やわらかかった。
手打ちにこだわる「もりそば」(650円税込)は、蕎麦と汁とのバランスが良く、歴史を感じる味。
お釣りでもらった千円札は新券(新札)で、気遣いがすごいと思った夜。

・佐野の視点
お客様の年齢層と働いている女性スタッフの年齢層が同じにびっくりしました。
お店に入った瞬間(先味)に、温かい雰囲気があり、常連さんにはたまらないお店です。
チェーン店の定型サービスとは違うサービスで、お客様に対する目配り、気配り、心配りは最高でした。
ホテルオークラで働いていた若かりし頃に、お釣りの千円札が新券(新札)だったころを思いだしました。
お客様に対するお店の気遣いはとても良く、お釣りをもらったお客様の後味も最高です。
蕎麦が美味しいだけでは、老舗にはなりません。
すべての、先味、中味、後味にこだわり続けることが、繁盛店を継続させる秘訣です。

・神田まつや
 東京都千代田神田須田町1-13

・今日もお読みいただき、ありがとうございました。

・写真(カレー南蛮)

まつやカれーそば

佐野清勝

佐野清勝飲食業コンサルタント

投稿者プロフィール

◆現場主義のコンサルタント
・飲食店繁盛のキーワードは【先味、中味、後味】。
・具体性のないコンサルティングではなく、現場に密着したコンサルティングをすることで、お店の課題、会社の課題に応じた、的確なアドバイスをします。
・双方向のコミュニケーションをしつこくしながらアドバイスをします。
・時には、厳しいことを言いますがご容赦ください。

◆モットー
・コンサルティングをしている経験値で、うわべだけで聴いている人は80%、頭に知識を詰め込む人は15%、心に落とし込んで具体的に行動する人は5%です。
その中で、具体的に行動を習慣化できる人を応援し、成功させたい。

◆得意分野は
・現場のホールサービス改善コンサルティング
・現場に密着した再生支援コンサルティング 
・企画から開業までをコーディネーターする新規開業コンサルティング 
・働く人の定着率がアップする、人事制度の構築と運用コンサルティング
・密着顧問コンサルティング

◆将来の夢
・飲食業界の社会的地位の向上を図ることです。
他業種と比べ下にみられることが多いので、業界全体のレベルアップを図り、いずれは金融業界などと同等の社会的地位にしていきたいです。
そのためにも飲食業界に携わる個々の意識改革を行っていきたいです。

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