- Home
- 飲食店の先味、中味、後味
- 「明治17年創業の老舗蕎麦店で、カレー南蛮ともりそばを食べる」(飲食店の先味・中味・後味)
「明治17年創業の老舗蕎麦店で、カレー南蛮ともりそばを食べる」(飲食店の先味・中味・後味)
- 2015/12/2
- 飲食店の先味、中味、後味
- 「明治17年創業の老舗蕎麦店で、カレー南蛮ともりそばを食べる」(飲食店の先味・中味・後味) はコメントを受け付けていません

店内に入るとホールスタッフ女性が「いらっしゃい」と明るい声。
「いらっしゃいませ」の「ませ」がないのにちょっとびっくりし、テーブル席に座る。
食べたかった蕎麦は、「カレー南蛮」(1000円税込)。
蕎麦出汁とカレーの相性がとても良く、蕎麦はのど越しが良く、鳥のむね肉は絶妙の火の通り加減で、やわらかかった。
手打ちにこだわる「もりそば」(650円税込)は、蕎麦と汁とのバランスが良く、歴史を感じる味。
お釣りでもらった千円札は新券(新札)で、気遣いがすごいと思った夜。
・佐野の視点
お客様の年齢層と働いている女性スタッフの年齢層が同じにびっくりしました。
お店に入った瞬間(先味)に、温かい雰囲気があり、常連さんにはたまらないお店です。
チェーン店の定型サービスとは違うサービスで、お客様に対する目配り、気配り、心配りは最高でした。
ホテルオークラで働いていた若かりし頃に、お釣りの千円札が新券(新札)だったころを思いだしました。
お客様に対するお店の気遣いはとても良く、お釣りをもらったお客様の後味も最高です。
蕎麦が美味しいだけでは、老舗にはなりません。
すべての、先味、中味、後味にこだわり続けることが、繁盛店を継続させる秘訣です。
・神田まつや
東京都千代田神田須田町1-13
・今日もお読みいただき、ありがとうございました。
・写真(カレー南蛮)