「カウンター10席、行列店の看板商品は【和牛黒煮込み】」(飲食店の先味・中味・後味)

店主とアルバイトの女性、二人で営業している、カウンター10席の小さなお店。
入口には、和牛黒煮込み「あぶくま亭」と書かれた看板。
お店の第一印象(先味)の看板商品と店名はとてもわかりやすくて良い。

あぶくま亭(神田)

ランチメニューは、看板商品の和牛黒煮込みとメインがもう一品との組み合わせでとてもシンプル。
和牛黒煮込みはジュージューと湯気をたてて提供され、料理の第一印象(先味)は最高。
和牛黒煮込みを食べると(美味しさの中味)、和牛のスジや大根はとても柔らかく煮込まれており、ソースは濃厚。
店主がサバのやわらか梅生姜煮を提供してくれた時には、「梅を潰しながら食べて下さい」と食べ方をきちんと説明をしてくれた。(お店の中味)
個人店ならではの気遣いは良かったです。

・佐野の視点
看板商品(和牛黒煮込み)、の価値(850円税込)(後味)がしっかりとしているお店です。
飲食業はスタンバイ業(準備業)と言われます。
店主が一人で料理を作るのは大変ですので、看板商品を煮込み料理にしたことは良いと思います。
看板商品のおいしさ(先味、中味、後味)の継続がポイントとなります。
商品提供時に商品の説明をきちんとすることは、商品の価値を上げます。
個人でお店を出店したい方には、参考になるお店です。

・和牛黒煮込み あぶくま亭
東京都千代田区内神田1-7-7ルネッサ大手町1F

・今日もお読みいただき、ありがとうございました。

・写真(和牛黒煮込み)

あぶ煮込み

佐野清勝

佐野清勝飲食業コンサルタント

投稿者プロフィール

◆現場主義のコンサルタント
・飲食店繁盛のキーワードは【先味、中味、後味】。
・具体性のないコンサルティングではなく、現場に密着したコンサルティングをすることで、お店の課題、会社の課題に応じた、的確なアドバイスをします。
・双方向のコミュニケーションをしつこくしながらアドバイスをします。
・時には、厳しいことを言いますがご容赦ください。

◆モットー
・コンサルティングをしている経験値で、うわべだけで聴いている人は80%、頭に知識を詰め込む人は15%、心に落とし込んで具体的に行動する人は5%です。
その中で、具体的に行動を習慣化できる人を応援し、成功させたい。

◆得意分野は
・現場のホールサービス改善コンサルティング
・現場に密着した再生支援コンサルティング 
・企画から開業までをコーディネーターする新規開業コンサルティング 
・働く人の定着率がアップする、人事制度の構築と運用コンサルティング
・密着顧問コンサルティング

◆将来の夢
・飲食業界の社会的地位の向上を図ることです。
他業種と比べ下にみられることが多いので、業界全体のレベルアップを図り、いずれは金融業界などと同等の社会的地位にしていきたいです。
そのためにも飲食業界に携わる個々の意識改革を行っていきたいです。

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