【佐野流】「創業者の多くは、会社経営をマラソンと勘違いしているようです」佐野清勝語録
- 2017/11/20
- 佐野清勝語録
- 【佐野流】「創業者の多くは、会社経営をマラソンと勘違いしているようです」佐野清勝語録 はコメントを受け付けていません

企業は永遠に継続されなければなりません。
創業者の多くは、自分の創った会社だから、ずっと一人で走りきろうとします。
つまり、人に譲り渡したくないのです。
自分一人の人生はマラソンですが、会社経営は駅伝競走と考えるべきです。
自分がくたびれてしまう前に「たすき」を次のランナーに渡さなければ、会社全体が生存競争から脱落してしまいます。
ある寿司屋の主人がこんなことを言っていました。
「息子が押してきた分だけ引いてやればよい」、実に良い言葉です。
普通は押されたら反発して押し返し「若いくせに生意気だ」と一喝したりするものです。
すると息子は「親父の考え方は古い」とやり返します。
このように反発し合っているといつまでたっても会社の継承はできません。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。