【佐野流】「プラスの裏にはマイナスがあり、弱みの裏には強みがあります」佐野清勝語録
- 2020/2/18
- 佐野清勝語録
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物事には必ず表裏があり、常にその両面を探る必要があります。
定量情報と定性情報を重ね合わせることでその真実をつかまなければなりません。
数字だけ見て分かったつもりにならないことです。
例えば、客数を増やそうと思えば客単価は下がります。
受注率を上げようと思っても、そもそも案件数や見込み数が落ちれば意味がありません。
利益率を上げても、それによって売上が下がれば利益額は維持できません。
将来のために人を採用すれば、人件費が増えます。
挙げればキリがありませんが、企業経営においては利と害が入り交じり、絡み合っています。
その絶妙なバランスを取るのが経営者の役割です。
複数の経営データが多面的に見えて、一覧でパッと目に入るような仕組みを作ることです。
経営判断には、売れたか売れていないかだけでなく、なぜ売れ、なぜ売れていないかが必要なのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。